お金を借りる時の注意や要点

お金を用意する時がるとき、どうやって資金を調達するかについて書いていきます。

クレジットカードのキャッシング枠追加について

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クレジットカードにキャッシング機能が付いているものと付いていない物があるという事をお話しましたが、利用明細を確認してもキャッシング枠が0、またはその記載が一切無いという場合はクレジットカード会社にキャッシング枠の追加を依頼することで付与してもらえる場合があります。

 

前回の記事↓

nomoney.hatenablog.com

 

 

最近クレジットカードを作られた方については、申込時にキャッシング枠の希望の有無について記載する欄(ネット申し込みでは入力欄)があったと思われます。

 

その項目に「希望する」といった旨で申し込んだにもかかわらずキャッシング枠が0と言うことであれば、残念ですが申込時には「ショッピングの審査には通ったけどキャッシングの審査には通らなかった」ということになります。

カード自体は使えてもキャッシング枠は使えない理由

原因は色々と考えられますが、一つ目は「利用実績(信用実績)がない」という点です。

初めてクレジットカードを作られた方などは、お金の貸し借りに関する実績が無い事からショッピング枠のみでスタートされるケースがあります。

ショッピングの利用実績次第ではキャッシング可能になる

この場合はショッピング枠の利用状況が優良であると判断されたらキャッシング枠の審査にも通過する可能性が出てきます。

 

なにも難しい事では無く、ショッピングでカードを利用したらその支払いが遅れる事無く、キチンと支払うだけです。

こういった積み重ねで利用実績から優良顧客と判断されればキャッシング枠の獲得は難しいものではありません。実績を積む期間についてはクレジットカード会社の判断となり、明確な回答はありませんが、最低でも半年〜1年はかかるのではないかと予想されます。

返済能力と総量規制

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次に考えられるのは年収や雇用形態などから見た返済能力によるキャッシング枠否決です。これについては各社の審査基準は極秘情報となっており、詳細な原因追及は不可能です。

信用情報などの実績があるのにキャッシング枠が設定されなかったという場合は、他社借入額が原因になるケースです。

 

クレジットカードは所謂「信販会社」にあたります。そして「信販会社」と「消費者金融」については総量規制の対象となるため、その両社の利用可能額合計は年収の1/3までという制限があります。そのため、利用者が現在いくらの限度額まで契約しているかと言う情報は各社で共有されています。

 

現在借入があるかどうかは別にして、他社のキャッシング枠が年収の1/3に達している(またはそれに近い)状況では、新たに作ったクレジットカードにキャッシング枠を設定する事はできません。

1/3以下であれば利用できる可能性は大きい

これまでクレジットカードを長く利用してきて、キャッシング枠については他社も含めて年収の1/3に満たない(または0)と言う方はクレジットカードにキャッシング機能を申請するのも良いです。

 

また、実は信販系も消費者金融系も金利面ではあまり差が無いので、キャッシングだけが目的であれば消費者金融や銀行のカードローンに申し込まれた方が、初回無利息期間による得をしたり、金利面で有利だったりと利便性が優れる場合もあります。

 

クレジットカードにキャッシング枠が付くのも便利ですが、より賢くキャッシングするためには、キャッシング専用の金融会社(またはプラン)に申し込む事を検討してみましょう。